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収納のポイント

では具体的に、どういったところに留意して保管すべきかということを、収納に主題を絞って検討していきましょう。

2-1.安全のために

これからアウトドアをしようという人は、まず用具集めと考えると思います。そしてそういう場合、とりあえず一式セットを購入してから、徐々に実践へと移行する、というプロセスが自明のものに思われます。ここで一度立ち止まって、考えてみてください。

十分な収納スペースを所有していますか? 単に詰め込んでおける空間の大きさのことではありません。「安全に」保管できるスペースが十分に、余裕を持って確保できるか?ということです。

ともかくしまっておけば良いといって、パズルのように詰め込むと、器具は破損します。破損した器具をアウトドアで実際に使用することを想像してください。怪我、事故のリスクは相当なものです。せっかく買った高価なアイテムが、すぐに使えなくなるというのも、経済的にも損失ですよね。

アウトドアは余暇、趣味です。それでお金を稼ぐ一部のプロ以外にとってはそうです。趣味や余暇で、怪我をしたり経済的に不利益を被るというのは馬鹿げています。まずは、しっかり保管体制を整える。そして、収納できないであろう用具に関しては、レンタルをすると良いでしょう。

レンタル用品は、アウトドアの専門家が、しっかりと保管しているものですので、状態も最低限良いはずですし、自宅に保管することによるリスクを回避することができます。

まずは必要最低限の用具を揃え、それを扱う練習とともに、アウトドア用品の保管・収納のコツを掴んでいく、というプロセスが安全かつ着実に思えます。

2-2.清潔な状態を保つ

アウトドア用品は特に汚れがつきやすいカテゴリーです。水分や土などの有機物を付着させたまま放置すると、どんどん劣化が進んでいきます。身体に接触する用具も多いですので、汚れが身体への悪影響を与える物質に生成することもありえます。

土や水滴をしっかりと落とすというのは当然として、洗った後はできる限り天日干しを行いましょう。寝袋やテントは、表面には撥水加工が施されていても、内部に水分が浸透してしまうと、根強く留まるものです。見た目には綺麗であっても、殺菌の意味でも、天日干しが良いでしょう。

食に関するものも洗浄と乾燥が原則です。バーベキューセットなどは肉の脂、焦げが天敵となります。そう頻繁に洗浄の機会が内分、日常使いの食器類よリモ気を使うべきだと言えます。

ガソリンやガスを含むものは、廃棄をするなら自治体の決まりに従ってしっかり処分します(ガスをひらけた空間で出し切ってから捨てるなど)。保管する場合、しっかりと「どこそこにガソリン・ガスが保管されている」ということをしっかり把握して置けるようにします。子供や家族の手が届きづらく、しかし明確にどこに何があるか認識できるというベストな場所を確保してください。

2-3.それぞれに容器を

それぞれの用具にはおそらく、それを収納しておくケースが付属していると思われます。あるいは、商品としてのパッケージでも良いです。

そうした個々の用具専用の個別の容器というものをできる限り用意しましょう。外箱に写真や製品名が書いてあることがほとんどですので、内容物は一目瞭然ですし、基本的に固いか尖っている部分を含むものばかりですので、取り出す際の怪我のリスクを減らすことができます。

特殊な形状の用具が多いので、容器に入れずに詰め込んだりすると、それぞれの細い部分が絡まったり嵌合したりして、取り出しづらい上に破損しかねません。箱型の容器に収めておけば、整然と配置することができるでしょう。

当然、容器に収めると、それだけかさばることになります。しかし、安全でない状態で無理やり収納をしてまで効率を求めるべきではありません。維持という面では劣化を防ぎ、買い替えを減らし、経済的でもあります。安全面でも経済面でも、収納で無用に節約することは逆に損失につながるということを覚えておいてください。

2-4.専用スぺースを設ける

衣類や日常の小物の場合、トランクやボストンバッグなどに収納しておいて、空きスペース随所に配置しておく、という方法が使えます。

アウトドア用品に関しては、こうした扱いはお勧めしません。ボストンバッグなどにタグ付けして内容物を明記する、というところまでできる人は少ないものです。「これは何が入っていたっけ」と、とりあえず開けてみて、金属製の尖った部分が飛び出してくる、そんな可能性はぬぐえません。

アウトドア用品はできる限り一つどころにまとめます。可能ならば家屋の内部には保管しないのがベターです。ガレージや倉庫をお持ちであれば、そうしたしっかりと閉ざされた空間にまとめて収納しましょう。

また基本的に、車内保存も控えましょう。直射日光、そうでなくても熱がこもりやすく、破損を招く上、関係のない用事に出かけるときに、燃費を悪くしてアウトドア用品を散歩に連れて行ってやる必要もないでしょう。しっかりと定位置に保管してやる、というのが道具を可愛がることです。