• info@gratefulwithtwo.net

雨漏り工事

近年、ゲリラ豪雨や集中豪雨がニュースを賑わせているように、本来は想定できなかった規模の雨が日本各地に降るようになってきています。それにつれ、当然雨漏りで悩まれる方も増えているところが現状です。とはいえ現在の建築業界では雨漏りに関する情報が多いとは言えず、以前の修理で直らなかった、または何度も修理されて合計金額がとんでもないことになってしまったというケースも多いようです。屋根の破損だけでなく、建物自体の劣化や新築時に施工をした業者の技術の不足など様々な原因があり、これがその工事を難しくしていることも考えられます。デザインが優れていても、そのデザイナーが雨漏りを計算しているかどうかは分かりませんので、こういった初歩の段階から雨漏りの対策が採られていない場合もあるのです。家を設計したデザイナー、新築した施工業者、雨漏りを修理する修理業者それぞれが、雨漏りに対する知識をしっかりもっていて初めて雨漏りが完全に直るともいえ、現在の複雑化した家の建築工程の中では難しくなってきているといえるでしょう。

雨漏りの原因は大きく、雨水が入り込んでくる場合と、結露が入り込んでくる場合の2つに分かれ、当然対応もそれぞれに異なります。前者の場合、屋根を工事して修理したり、瓦などを葺き替えたりすることによって対処しますが、後者の場合は水蒸気を通すけれど水を洩らさない特殊な防水シートや、遮熱材を用いることで解決できることが多いようです。雨漏りの修理にかかる費用は、このように原因が一様でないため、数万から数十万という開きがあります。そのような中でも、その施工業者に信頼がおけるかどうかをしっかり見極めることが重要になってくるでしょう。

雨漏りの原因

雨漏りの原因と考えられるのはいくつもあり、一般的に考えられるのは屋根や壁といった部分の経年劣化や、台風や豪雪などの自然災害によるものです。

例えば雨漏りをした際に天井に染みがついている場合、屋根の瓦やスレートにヒビや損傷があったり、金属屋根の場合は屋根をつなぎ止めておく板金部分に何らかの問題があったりする可能性があります。また、横殴りの雨が降ってきた場合に雨漏りが起こる場合は、屋根ではなく壁のヒビ、または亀裂部分から雨が入り込んでしまっている可能性があります。もちろんこれはあくまでも一般論ですので、家ごとの状態によってそれぞれ原因は違ってきます。実際に施工業者に診断してもらわなければ分からないかもしれません。

さらに、屋根に降った雨は、雨どいを通じて排水されますが、この雨どいが詰まっていたり、壊れていたりすることで雨漏りが起こってしまうケースもあります。雨どいの掃除を行うことで改善される可能性もありますが、しかしはしごを使って行う作業には危険を伴いますので、多くの方が気軽にできるわけではありません。

しかし、経年劣化や自然災害だけが原因ではなくなっています。例えば、設計段階での構造上のミスも十分考えられますし、施工上のミスも可能性として十分あります。雨漏りを留めるためには建物の構造や建物に関するあらゆる知識が必要ですが、専門的で分業体制が進んでしまった現代において、それを知識として習得し、実際の現場で生かせる現場監督が不足しているというところにも原因がありそうです。何度雨漏りのための修理をしてもらっても、雨漏りが収まらないという場合、こうした施工業者の技術不足という点も十分考えられるのです。

雨漏りしたときの対処方法

雨漏りを見つけたら、やはり早めに業者に工事を依頼することがよいでしょう。中には自分で応急処置ができると考え、実行に移す方もいますが、これは得策ではありません。理由はいくつも考えられますが、現代の住宅が複雑化しており、雨漏りの原因は屋根だけではないことが十分考えられること、素人が急に慣れないことをした場合、思わぬ怪我や事故につながることがあるからです。後者の場合、ご自身が雨に濡れて滑りやすくなった屋根から落ちてしまうという場合はもちろんですが、他の屋根材を踏みつけて壊してしまうことで、さらに雨漏りを悪化させる場合も多いからです。応急処置をした経験がない方が、雨漏りを止められることはほぼ不可能だと言ってよく、修理の費用を抑えようとご自身で応急処置を行っても、結果的に高くつくということが十分考えられるのです。

とはいえ、どの業者が信頼できるかどうかといったことは分からない場合がほとんどでしょう。雨漏りが起こっている中では冷静な判断力に欠けている場合が多く、慌てて工事を依頼した結果、その業者が悪徳で、雨漏りの原因をしっかり調査せず、雨漏り箇所を補修するだけで済ませてしまったり、原因をしっかり究明せずに何度も工事を行ってその度追加の費用を請求したりすることもあります。

そこで、最善の方法としては前もって業者選びをしておくことがよいでしょう。意識とすると、雨漏り修理の業者を選ぶというより、長い目で見て、自分の家の修理や補修を任せられるような業者を選ぶという方向で向くとよいかと思います。雨漏りになってからではやや遅く、雨漏りをしないようメンテナンスをしっかり行ってくれる業者と予め信頼関係を構築しておくことが大切なのです。

雨漏り修理以外の屋根工事

数年前に東北・関東地方を襲った東日本大震災以降、地震に対する備えとしての屋根工事を行う方も増えてきています。また、近年のゲリラ豪雨や豪雪といった異常気象から家を守るために、備えとして屋根工事を希望される方も増えてきています。

地震大国である日本で安心して暮らすためには、住居に耐震性があるかどうかはとても重要です。そして、耐震性を上げるには屋根を葺き替えて軽量化することが最も一般的だといえます。屋根を軽量化することで、建物の構造負担が減り、重心が低くなるので地震などの揺れ幅も小さくなるからです。瓦屋根からスレート屋根への変更が一般的ですが、瓦屋根から金属屋根(ガルバリウム鋼板)への変更もよく見られるパターンになってきています。

また、近年の環境意識の高まりから、エコな生活を求める人も多くなってきました。具体的には冷房や暖房の使いすぎを減らし、消費電力を抑えようとすることです。これが化石燃料の使用を減らし、地球環境を守ることにもつながるという意識が高まっているのです。その際、屋根を葺き替えたり塗装し直したりすることで、断熱効果や冷房効果が高まることが期待できます。また、屋根にソーラーパネルを取り付け、自家発電をしようとする場合でも、やはりプロである屋根の工事業者にも依頼する可能性があります。

さらに、単純に外観上の良さやこだわりを追求した結果、屋根を変更したいと考える人もいます。屋根瓦を古くさいと思う方は、内装のリフォームとともに屋根も色のバリエーションが豊富なスレート屋根に変更するなんていう場合もあります。

このように、屋根工事は雨漏りなどの緊急事態だけでなく、様々な目的によって行われる可能性があります。

 雨漏りを放置すると

ポタポタとしずくが垂れてくるような雨漏りであれば、業者に工事を依頼するといった方は多いですが、一方で少しシミになっている程度では特に気に留めず、気に留めたとしても費用のことを考えると業者への連絡を控えてしまうというケースは多いようです。しかし、どのような場合であったとしても、雨漏りを放置してしまうと、非常にやっかいな問題を引き起こす可能性があります。

まず家自体に関係する問題です。非常に小さいシミがある程度の雨漏りであっても、雨漏りをしていることには変わりありませんので、いつポタポタと垂れてくるような雨漏りが起こってしまうのか、雨が降る度に心配をしなければなりません。また、雨漏りしている箇所が特定しづらい現代の住宅にあっては、雨漏りが分かる場所とは別の部分で雨漏りが起こっている可能性があり、そうすると漏電をしてしまう可能性も出てきてしまいます。さらに、どんなシミであっても雨漏りは家の入ってはいけない部分に水が浸入していることに他なりませんので、家の柱や重要な部分を腐食させ、最悪の場合、地震などで家が倒壊してしまうほど、もろくなってしまっているという危険性もはらんでいるのです。

それだけではありません。住居に暮らす方の健康に関係する問題も懸念されるところです。雨漏りをしていると言うことは建物内部の湿度が高くなってしまっているので、天井にカビが生えることがあり、住環境が悪化します。するとアレルギー反応を起こし、ぜんそくのような症状が出てくることもあります。また、雨漏りで湿った木材がシロアリの餌になったり、湿った空気を好むダニが繁殖していったりすることも十分考えられ、これが暮らしている人の健康に影響を及ぼすのです。